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400種類のアロエから選び抜かれた
キダチアロエの薬効
1300年間にわたる民間療法の効果を現代科学が解明した!
藤田保健衛生大学総長 同生薬研究塾・塾頭
医学博士 藤田啓介監修
現代書林刊 定価1,200円 |
本書は、生命科学が解明したキダチアロエの五大薬効のメカニズムを、ユリ科植物の研究では第一人者の藤田保健衛生大学七栗研究所の諸先生が懇切丁寧に解説したキダチアロエの一般向け書です。
以下、本書の内容を簡単にご紹介します。 |
アロエとはユリ科アロエ属の総称で、世界中に500種類が分類されていると、英国のGILERT W. REYNOLDS博士は述べています。
そのうち薬用や食用として利用されているアロエは10種程度ですが、さらに市場に製品として出回っているのはわずか3〜5種類のみです。
日本では、キダチアロエが『医者イラズ』と呼ばれ民間薬草として古くから利用されていました。欧米では、アロエベラがウィンドウメディスン(家庭民間薬)として利用されていますが、アロエベラを葉皮ごとも用いる場合では医薬品承認が必要です。一方日本や欧州での医薬品としてのアロエは南アフリカのケープタウンから輸入される『アロエ・フェロックス,アロエアフリカーナ,』が使用されています。
1)医薬品のアロエはアフリカから輸入される『アロエ・フェロックス,アロエスピィティカ』が用いられ
る。
2)キダチアロエは日本固有のアロエで、葉を丸ごと食品、内服、外用、化粧品原料として用いる。
3)アロエ・ベラは主に米国から、葉皮をむいた葉肉を原料としたジュースや化粧品が輸入される。 |
| ガンは誰もがなりたくない病気ですが、キダチアロエにはガンを防ぐ成分があると聞きましたが…。 |
21世紀を向かえ、ガンの克服は医学に課せられた最大の難関でしょう。キダチアロエの成分の抗ガン作用についても盛んに研究が行われており、すでにキダチアロエから分子量1万以下のペプチド、分子量約1万5千の多糖類、分子量1万8千から3万6千の糖タンパク質など抗ガン作用を持つ物質が発表されています。藤田保健衛生大学、生薬研究塾では、ラットに肝臓ガンのイニシエーション因子であるDENを投与することで、前ガン細胞を作るきっかけを与えた上で、キダチアロエに前ガン病変を防ぐ働きがあることを確認しています。 |
| キダチアロエでガンを予防することができるのでしょうか? |
藤田保健衛生大学、生薬研究塾では、キダチアロエの持つガンの予防効果を調べる実験を行っています。この実験で使用された発ガン物質は、魚肉の焼き焦げを始め、加熱した食品の中に含まれるIQという成分で、より身近な発ガン物質です。ラットを使った実験の結果から、キダチアロエの成分はIQによる発ガン・イニシエーションに対して予防的に働き、その作用を抑制する効果を持つと考えられます。キダチアロエは、発ガン物質を摂取する前でも後でも、いずれの場合にも前ガン病変の状態を抑制することがわかりました。そのメカニズムについては現在まで確かなことはわかっていません。しかし、キダチアロエの成分の内抗酸化物質が直接ガン細胞の増殖を抑えたり発ガン物質を無毒化したか、あるいはキダチアロエの中に生体の抵抗力や免疫力などの生体防御機構を高める物質が含まれており、発ガン物質が排泄されたり、ガン細胞を攻撃したりするようになったと考えられます |
| ▼キダチアロエ成分の免疫賦活作用が生体の抗ガン性を高める |
| 特に注目したいのがキダチアロエの免疫力に与える作用です。 |
実験では腹水ガン細胞を腹膣内に移植したマウスを三群に分け、第一群にはキダチアロエの高分子量成分を移植直後から連続九日間投与します。二群は時々、三群は無投与とし、これらのマウスの延命日数を比較してみました。キダチアロエを投与したマウスの腹水を観察した結果、細胞分裂が抑制され、ガン細胞が懐死もしくは空洞変性していることがわかりました。これらの特徴は、ガン細胞が生体の持つ免疫反応によって不活性化されたことを示唆しています。キダチアロエの免疫賦活による抗ガン作用は、キダチアロエの単一物質による効果ではなく、高分子量の複数成分の相乗効果によってもたらされているものと考えられます。現在私たちが、まず考えなければならないのは、こうしたガンを予防することであり、キダチアロエにはガンにかかりにくい体をつくる健康食品としての働きがあります。ガンを予防するためには、日頃からキダチアロエの成分を摂り、発ガン物質を摂ってしまったときにも、すぐに排泄してしまう抵抗力の強い体をつくっておくことが大切でしょう。 |

| 昔から、キダチアロエといえば火傷をしたときにキダチアロエを丸ごと砕いてつけました。これは正しい応急処置でしょうか? |
キダチアロエの成分が火傷に非常に強力な効果を持っていることは、昔から伝えられているとおりです。キダチアロエ葉皮に含まれるカルボキシペプチナーゼが痛みや浮腫れのきっかとなるブラジニキニンを分解してくれますし、キダチアロエ・レクチンが皮膚の細胞の幼若化を促して細胞分裂を活発にするため直りにくいといわれる火傷の跡もはやくきれいに治します。 |
| 火傷だけでなく、切り傷やすり傷の場合にキダチアロエをつけてもよいでしょうか? |
キダチアロエには、傷の治癒をはやめる効果はもちろん免疫賦活作用によって傷口の化膿を防止してくれる働きがあります。大量の出血がなく、特に深い刺し傷のようなものでなければ、キダチアロエをつければよいでしょう。 |
| ▼打撲や捻挫にもキダチアロエの抗炎症作用が大きな効力を発揮 |
| 打撲や捻挫にもキダチアロエがよいといわれますが、何故でしょうか? |
| 打撲や捻挫については、キダチアロエ・カルボキシペプチターゼによる抗炎症作用が大きな効力を発揮します。この場合、治療中キダチアロエを飲み続けることが効果的です。血中に取り込まれたカルボキシペプチターゼが患部に直接働きかけ、痛みや浮腫れを軽快にさせてくれるでしょう。 |
| キダチアロエを愛用するようになって、あまり風邪を引かなくなったという人がいますが、キダチアロエは風邪にもよいのでしょうか? |
| 風邪をひきやすいのは、体力が低下している人です。あるいは寒風にさらされて体温が一時的に下がり、体調のバランスが崩れた隙間をぬって風邪ウイルスが体内に侵入するのです。人間の体に入ったウイルスは細胞の中で繁殖しようとします。生体内でそうしたウイルスの活動を防ぐ働きをしているのが免疫細胞ですが、仮にウイルスが侵入してしまったとしても、キダチアロエ・レクチンの作用によってリンパ球が増殖し、免疫活動が活性化されているはずです。したがってウイルスに耐えられる強力な免疫を持ち、風邪の症状が出る前にウイルスを駆除してしまうことが出来るのでしょう。キダチアロエを飲んでいる人は風邪をひきにくい体質になっているのです。 |
| キダチアロエが体の炎症を防ぐ作用があるのなら、気管支炎にもよいということになるのでしょうか? |
| 急性気管支炎は、インフルエンザなどのウイルスの感染をきっかけに起こる気管や気管支などの炎症です。特徴的な症状は激しい咳ですね。慢性の気管支炎の症状は、主にタンを伴う咳です。進行すると体動時の息切れを訴えるようになり、肺炎や肺気腫、心不全などを併発するようになります。気管支炎の原因が炎症である以上、カルボキシペプチターゼがその苦しみから救ってくれるはずです。特に慢性の気管支炎の場合には、治療期間も長引きがちですが、副作用のないキダチアロエなら、長期間使用しても全く安心です。 |

| キダチアロエは昔から「医者イラズ」といわれ民間薬としてお腹が痛いときに飲んだものですが、キダチアロエは本当に胃腸によいのでしょうか? |
| キダチアロエの薬効の一つに健胃整腸効果があります。これは主としてキダチアロエの成分であるアロインが胃を刺激して、消化酵素であるペプシンの分泌を促すからです。また、アロインには体調を刺激して排便を促す暖下効果もあります。これらの作用は古くから認められているものです。一方でキダチアロエの成分であるカルボキシペプチターゼは胃炎や胃潰瘍などを抗炎症作用によって治癒に向かわせ、また、プロテアーゼ・インヒビターの抗ペプシン作用が、消化性潰瘍の進行を食い止めます。一見しますと相反する作用を持った成分が混在しているように思えますが、キダチアロエには胃腸を健康な状態にしていく作用があるのです。 |
| 急に胃腸が痛くなったときキダチアロエを飲んでもよいでしょうか? |
| 胃炎は神経性のものやストレス性のものなどが有り、精神的面と密接に結びついた病気といえるでしょう。初期の軽症の胃炎であれば、キダチアロエの成分であるカルボキシペプチターゼによる抗炎症作用、プロテアーゼ・インヒビターによる抗ペプシン作用、アロインが胃の消化酵素であるペプシンの分泌を促す作用の三つの相乗効果を期待することができ、胃腸炎に対しては極めて有効な効果を持つといえるでしょう。 |
| 胃腸によいということは胃潰瘍や十二指腸潰瘍にもよいのではないですか? |
| 健康な胃は、胃や十二指腸の粘膜が胃液によって消化されないよう、表面を粘液が覆っています。しかし、ストレスで粘膜の血流が悪くなったり、コーヒー、たばこ、アルコールや薬品などが原因で粘膜細胞に穴があき、その部分から消化が進行してしまうのです。こうした消化性潰瘍の治療には、プロテアーゼ・インヒビターによる抗ペプシン作用が病状の進行を食い止める一方で、カルボキシペプチターゼによる抗炎症作用が傷を癒すというように、キダチアロエは極めて大きな治療効果を持っています。 |
| キダチアロエを愛用している人から、特に便秘には効果抜群と効きましたが? |
| 便秘には大別して習慣性便秘、弓緩性便秘、けいれん性便秘があります。中でも多いのが習慣性便秘で、便意を我慢している内に腸の働きをコントロールしている自律神経に失調をきたしてしまったものです。また、弓緩性の便秘は、高齢者や内臓が下垂気味の人や全身の衰弱時におきやすく、大腸壁筋力の緊張低下、ぜん動不足によって大腸内容の通過が遅れる状態です。けいれん性の便秘は、精神的な緊張を強いられたときなどにストレスのために腸がけいれんを起こして便の通過が妨げられ、その間に弁の水分が吸収されてしまうために起こります。キダチアロエは元来、緩下作用を持つ生薬として日本薬局方に紹介されており、便秘の解消に著名な効果を発揮します。このアロインの作用の仕組みは、腸内細菌を活性化することによって腸壁のぜん動運動を活発化するとともに大腸の神経にアロインが浸透して刺激し、大腸運動を盛んにするともいわれます。 |

| キダチアロエは、昔から糖尿病にも効果があるといわれていますが本当でしょうか? |
| 実際に糖尿病の人がキダチアロエを飲む続けることによって、血糖調整剤であるインスリンの投与量が少なくなったとか、血糖値が発病とのボーダーライン上にあった人がキダチアロエを飲み始めて正常値になったという体験談を聞きます。 |
| 体験談ではなく、それを証明する実験データはないのでしょうか? |
| 「マウスの血糖値に対するキダチアロエ成分の影響」を実験した、その結果が出ています。結論から申し上げますとキダチアロエにはインスリンやオイルゴルコンといった血糖降下剤とほとんど同等の効果があることが、実験で確認されています。この結果は非常に画期的なことです。これは、キダチアロエの成分の賦活による作用によって肝臓が活性化されて脂肪代謝が盛んになったためにグルコースが減ったか、あるいはキダチアロエの成分が血中グルコースに直接作用して血糖値を下げたと考えられます。 |
| ▼キダチアロエは膵島を守るとともにインスリンの代わりをする |
| 体験談ではなく、それを証明する実験データはないのでしょうか? |
| 「実験的糖尿病マウスに対するキダチアロエの効果」を調べた実験結果があります。この実験は、ストレプトゾトシンを与えて人工的にインスリン依存型の糖尿病を発病させたマウスにキダチアロエの葉皮成分と多肉質成分を与え、キダチアロエがマウスの血糖値や血中のインスリン、あるいはマウスの膵島にどんな影響を与えるかを調べたものです。その結果は、血糖値の上昇が抑制されて正常値に近づくことがわかりました。キダチアロエの葉皮の成分は、膵β細胞をストレプトゾトシンの作用から保護しましたが、いったん変性を受けた膵β細胞を再生修復させることによってマウスのグルコースを吸収する能力を高めたと考えられますまた、こうした作用を持たない多肉質の部分は、血糖値を下げる、いわばインスリンと同じ働きをする物質を含んでいると考えられるでしょう。 |
| 血糖降下のメカニズムは解明されたのでしょうか? |
| キダチアロエの成分は、そのようなメカニズムで糖尿病を抑制していくのかを確かめる実験の一つとして膵島の膵β細胞の保護・修復作用を持つキダチアロエ葉皮部分の成分が、ストレプトゾトシンによる膵β細胞の破壊にどのように作用を及ぼすかを調べた実験の結果があります。この結果考えられることは、ストレプトゾトシンには膵島内の血管の透過性を杭進させる作用があり、それに対してキダチアロエの葉皮成分には、その作用を抑制する効果があるということです。こうしたキダチアロエ葉皮成分の作用が実際の糖尿病の発生や血糖値の降下にどんな効果を持っているのか、あるいはキダチアロエ中のどんな成分がこの作用を担っているのかは、現在までのところ解明されていません。しかし、キダチアロエが糖尿病に効くということは、マウスの実験を通して裏付けられています。キダチアロエは、多肉質部分と葉皮部分にそれぞれ含まれている成分の相乗効果によって、血糖値を下げ、正常値を保つ効果があるといえるでしょう。 |

| 肝臓病に対しては効果がありますか? |
肝炎の治療には、まずその原因となるウイルスを駆除することが大切です。といっても人間の体には免疫作用がありますから、その力を十分に発揮させてやることが、早期治療への道となります。キダチアロエには、アセトアルデヒドをはじめとした毒性物質の分解を促進する作用があり、さらに肝臓の細胞活性を高める免疫賦活作用があります。キダチアロエを毎日飲み続けることが、肝臓を健康な状態に保ってくれるはずです。 |
| 高血圧に対しては効果がありますか? |
| キダチアロエに豊富に含まれるビタミンC,ビタミンB,ビタミンEなどの作用やキダチアロエが肝臓の機能を活性化する作用によって血管内にたまったコレステロールの排泄を促進され、血管そのものが弾力性に富んでくることが考えられます。また、血圧を左右する物質であるアンギオテンシンは、キニン類の一種であることから、キダチアロエの中に含まれている何らかの物質がアンギオテンシンを分解したということも考えられます。 |
| キダチアロエを別の用途で飲んでいたら水虫も治ったという話を聞いたことがありますが…。 |
| 水虫は白せん菌という真菌の一種が原因で起こります。キダチアロエにはこの真菌の増殖を阻害する作用があるのです。実験の結果、キダチアロエの中の抗白せん菌作用を担う物質は、タンパク性物質であろうと推定されます。 |
| キダチアロエを飲んでお酒を飲んだら二日酔いをしないというのは本当ですか? |
| アルコールが体内にはいると、その80%は肝臓でアルコール脱水素酵素などのアセトアルデヒドという物質になります。ふつうの場合、さらにこれが酢酸から水へと二酸化炭素に分解され、やがて尿や呼気中に排泄されます。お酒を飲むと顔が赤くなったり、心臓がどきどきしたり、あるいは二日酔いを起こしたりするのは、アセトアルビヒドが分解しきれずに、肝臓内にたまることによって起こる症状です。実権でも得られた結果が出ています。こうした結果は、キダチアロエの成分がアセトアルビヒドに直接作用して分解したか、キダチアロエが肝臓の解毒作用を促進したと考えられます。 |
| キダチアロエを飲んでお酒を飲んだら二日酔いをしないというのは本当ですか? |
キダチアロエには抗炎症作用、健胃整腸作用・抗胃潰瘍作用・抗糖尿病作用、抗発ガン作用、免疫賦活作用など多くの作用がバラバラにではなく協力し合って病気やけがの、いろいろな症状の治療に大きな効力を発揮すると考えられます。しかし、本当にキダチアロエさえあればお医者さんは要らないのでしょうか。そんなはずはありません。すべてのキダチアロエの効果は絶対的なものではありません。たとえキダチアロエを使用して、自分の病気の症状に軽快の兆しが見えたとしても盲目的にそれだけに頼るのは無理があります。キダチアロエが効力を最大に発揮するのは、病気の治療という以上に、その予防、特に再発の予防に関してです。天産の生薬、キダチアロエなら長く飲んでも副作用の心配もありません。キダチアロエを健康維持のために上手に使いましょう。 |
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